サラリーマンを辞めて早くも1年半が過ぎようとしている。
仕事のノルマもない、
あれをやれ、これをやれという指示は一切ない。
起業家、経営者として自分で考え、判断し、実行していかなければならない。
行動しなければ結果は出ない。
結果が出なければ収入は入ってこない。
あまりにも当たり前でダイレクトな世界。
この1年半の間につくづく自分について思い知ったことがある。
なんて依存体質だったんだということ。
結果が思うように出ないことももちろんあった。
そんな時にその時ビジネスのコンサルを受けていた
コーチのせいにしたくなる事が度々あった。
実行するのは自分、コーチはアドバイス、
サポートをしてくれる存在。
自分自身で疑問点を明確にし、
質問して解決し、自分自身で行動していかなければならない。
コンサルをしてくれるコーチがおこなってくれるわけではない。
手取り足取り教えてくれるわけではない。
アドバイスを聞いたら素直に自分自身が実行する。
頭で分かっていながらも、結果が出ない時は
成果の出る方法をもっと教えてくれないか。
こちらが黙っていてもアドバイスをくれないか。
挙句の果てには成果を出るように教えてくれないか。
などと思ってしまう事が何度かあった。
これらの考えは依存体質から来るものだということが
分かっていてもつい思ってしまう。
サラリーマンを長年続けていると、
少なからずこのような体質になってしまうのだろう。
自分はそんな事はないと思っていたが、
いざ独立してみても、簡単には抜けない。
サラリーマン時代を長く過ごせば過ごすほど
例え課長、部長、重役になろうが、
所詮は上からの指示が少なからずある。
会社の部署の方針もある。
言われなくても自ら動けとはサラリーマンでも
よく言われることだが、
限定された範囲内でどう最善をつくすよう
行動するかだけだ。
その指示や方針に依存しているということだ。
会社から給料を貰っている以上、会社に依存している。
そういった性根を完全に振り払わなければならない。
でないと独立した経営者とはなれないと感じる。
サラリーマンとは全く違う。
最初はスモールビジネスでいい。
気付いたらずいぶん大きくなったもんだと
なれるように。
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