鎌倉の海で岸から釣りを出来る場所はほぼ無い。
1カ所腰越漁港の堤防があるが、
その他の場所で釣り人はちらほらと見かけるくらいだ。
腰越から稲村ガ崎の海岸は一見すると釣りができそうだが、
海底のほとんどが岩で、砂のポイントはほぼない。
なので投げ釣りだと底に引っかかりやすくなる。
仕掛けがいくらあっても足りなくなってしまうので注意が必要だ。
砂地の所を上手く攻められれば仕掛けが切れる事も無く、
キスなどが釣れる事もある。
たまにカワハギも釣れる。
稲村ガ崎を東よりに超えると歩道沿いに護岸があり、
そこで釣り人をよく見かけるが、
できる場所が限られている。
さらに東に行くと由比ヶ浜が広がっている。
ここは全面ほぼ砂地なのだが、
釣り人を見かける事はあまりない。
鎌倉で岸からの海釣りは釣果が期待できないという事だろう。
最近はやりのパドルボードを使えば
ボート釣りのように釣りができる。
これが意外と釣れるらしい。
よくボードを片手に、もう片方の手で
80cmくらいのスズキを手にしている人を見かける。
自転車で江ノ島の堤防や
車で少し足をのばせば、
横須賀方面の海や三浦半島などの釣り場に
すぐに行く事が出来る。
我が家の全員で楽しめる遊びの一つがこの釣りだ。
妻もなにげに楽しんでいるし、
子供も喜ぶのでいいコミュニケーション道具だ。
海釣りは釣ったら食べられるのがいい。
海無し埼玉県に住んでいた頃は川で
コイ、フナ、クチボソ、タナゴなんかを釣っていた。
ものすごくはまったのはブラックバス釣り。
バス釣りは完全なキャッチアンドリリースのスポーツフィッシング。
釣ったらすぐに逃がしてあげる。
中学の時には自転車で2時間以上かけてキューピーの工場が近くにある
大きな沼のような川に釣りに行ったりした。
だいたい夜明け前に家を出るので、帰りはめちゃくちゃ眠くなる。
自転車で居眠り運転をする事もあった。
歩道によくある逆U字の鉄柱に激突した事もあった。
今となれば楽しかった思い出だ。
海の魚は食べられる魚は全部持って帰ってくる。
スマホで魚のさばき方のYoutubeを見ながら捌く。
たまに身が殆ど無い状態になったりする。
捌くのも意外に面白い。
何より釣ってすぐ食べれるのは
スーパーなどで買っては得られない
新鮮さのおかげでとてつもなく美味しい。
釣り人の特権だろう。
釣りを楽しむにも鎌倉はいい場所だ。