商品リサーチの考え方、方法はいろいろあり、
どれが正解というものはなく、
自分に合った方法がいいのだが、
一番やってはいけないことがある。
それは、こっちの手法を試して
上手くいかないからこっち、
やっぱりこっちもだめだから、
別の方法と一つのリサーチ方法が
身につかないうちに
いろいろ試してしまうことだ。
初心者に一番お勧めの方法を2つこれから
紹介するので、迷っていたらこの方法を
身につけてもらいたい。
横展開式リサーチ方法
ダイレクト型横展開式リサーチ方法
この方法はダイレクトに販路となる
マーケットでリサーチを行う方法である。
Amazonが販路であるとすると、
Amazon上で売れている商品を探していく。
そして仕入先を探し、利益が取れると判断できたら
仕入候補としてリストアップする。
1つ商品が見つかれば、それを扱っているセラーは
1商品のみを扱っているという事はほぼ無いので、
そのセラーが扱っている他の商品の一覧を見てみる。
Amazonの場合はセラーの名前をクリックすると、
そのセラーが扱っている商品一覧が表示されるので、
その商品を順番に見ていき、仕入れ先を探し、
見つけた仕入れ先で仕入れた場合に利益が取れるかを
計算する。
このように1人のセラーが販売している商品を軸に
横展開していく。
次に他のセラーに対して同じ事を繰り返していくのだが、
セラー自体も横展開で探していく。
1人のセラーが販売している商品の詳細ページを見ていくと、
相乗りといって他のセラーも同じ商品を販売している事が
よくある。
そしたらそのセラーの扱っている商品一覧ページのURLを
控えておき、別の相乗りしているセラーの扱っている
商品一覧ページのURLを控えておく。
このように、セラーを横展開してリスト化し、
1人目の扱っている商品を調べ尽くしたら、2人目の扱っている
商品を調べ、2人目が終わったら3人目...というように
していくと、無限に調べる商品が出てくる。
この方法は基本は同じ商品を調べているので、
相乗りによって販売していく手法となる。
または同じ商品でも新規商品ページを作成して販売することも
できる。
ずらし型横展開式リサーチ方法
この方法は日本Amazonで販売する場合は、
ヤフオクや楽天などで売れている商品を
調べていく方法となる。
販路とは違うマーケットでリサーチをすると
いう意味で、ずらし型と呼んでいる。
ヤフオクであればオークファンという過去の
落札情報をデーターべース化しているサービスが
あり、過去にどれくらい売れたかが分かるので、
売れている商品が見つかったら、
仕入れ先で販売しているか調べていく。
そしてAmazonで同じ商品が既に販売されていないか、
販売されていれば価格はどれくらいか、
販売されていなければ、類似品の相場はどれくらいか、
といった情報と仕入価格から利益が取れれば
販売候補としてリストアップする。
楽天は過去にどれくらい売れたかの情報を入手できないので、
レビューを参考にレビュー数が多い商品は人気があると
判断できる。
そこから同じように、仕入れ先、Amazonでの販売価格を
調べて利益が取れれば販売候補としてリストにいれておく。
ヤフオクの場合は出品者が過去や現在取り扱っている商品が
分かるので、その商品を全部調べていく。
楽天であればそのストアで扱っている商品を調べていく。
このように商品で横に展開していく。
ヤフオクの出品者、楽天のストアの横展開も同様に、
同じ商品を扱っている他の出品者、ストアを
見つけていく。
そして出品者リスト、ストアリストを作成していき、
1人目の商品を調べ終わったら、次の出品者を
調べる。それを繰り返していけばいい。
ずらし型の利点はまだAmazonで販売していない
かもしれない商品を見つけることができる。
まだAmazonに販売されていないけど、
ヤフオクや楽天で売れているのであれば、
高い確率でAmazonでも売れることになる。
以上でダイレクト型とずらし型の横展開リサーチ方式を
説明したが、
どちらも最初にきっかけとなる商品が無いとなかなか
進みにくい事は事実だ。
最初は仕入れ先が中国のタオバオであるとしたら、
Amazonや楽天、ヤフオクなどでどの商品がタオバオで
仕入れられるかが分からないかと思う。
しかしここは慣れるしかない。
慣れると一目見ただけで、タオバオで販売しているか
どうかという事が分かるようになる。