クレジットカードを持っているならば
資金繰りは割と楽になる。
サラリーマンであれば過去に支払いが
滞ったりしてブラックリストに乗っていない限り
簡単に作れるので、数枚は持っていた方がいい。
最初は少ない使用限度枠でも、使っていて
きちんと返済していれば申請することにより、
使用限度枠が増えていく。
カード会社によっては申請しなくてもいつのまにか、
枠が増額されてることもある。
ただし、いくつかのカードを持つといっても、
同じ系列のカードを何枚か持っていても、
使用限度枠は合算されてしまうので意味が無い。
例えば、マスターカードをA社のカード、B社のカード
C社のカードと持っていてもマスターカードとしての
使用限度枠が500万だったとすると、Aのカードしか
持っていなくても500万、AとBのカードを持っていると、
両方で500万、A、B、Cの3社のカードを持っていると
3社合計で500万となる。
クレジットカードを上手に使いまわして仕入をするには、
例えば15日締めの翌月10日払いのカードA、
月末締め翌々月4日支払いのカードBを持っているとすると、
月初めの1日から15日まではBのカードで支払いをする。
15日から月末まではAのカードで支払いをする。
こうすることにより、1日に仕入れた商品代の支払いは
翌々月の4日なので、最大で約63日後の支払いとなる。
15日に仕入れたとすると、約48日後となる。
そして16日に仕入れをAのカードでおこなうと、55日後、
月末の30日に仕入れたとすると、40日後となる。
中国輸入の場合は代行業者を利用したとすると
発注して支払いが終わり、商品が売り出されるまで
最短で10日ちょっとは掛かる。
それでもカードで支払いをしていれば、商品が売り出されてから
支払いまで最短の場合でも30日は猶予がある。
この間に商品を売って資金を回収できれば資金は回っていく。
仕入発注日によっては上述のように最大で猶予は53日となるので、
さらに楽に資金が回っていく。
このように行っていけば、資金がショートすることなく、
雪だるま式に資金は増えていく。
さらに元手が0円でも始められる。
例えば3月1日に10万円分をカードBで仕入れたとする。
3月15日に商品をAmazonの倉庫に納品し、
販売可能な状態になったとする。
1か月後の4月15日までに全部売り切れたとする。
利益率は30%と控えめに見積もると、全部売れた場合は30万円で
経費を除いた手元に入る金額が20万円とする。
支払いは5月4日なので、余裕で支払いまでの日数は残り、
ここまでで1円も現金は出ていない。
出ていないどころか4月15日の時点で20万円の現金が
手元に入ったことになる。(実際はプラットフォーム
によって支払いサイクルがあるので全くこの通りではない)
もちろん20万円を遊びなどの消費に使ってしまえば、5月4日の
支払いができなくなってしまうが、
支払いの10万円を残しておいて、増えた10万を使って次の
仕入をおこない、同じことを繰り返していくと、
理論上はお金が雪だるま式に増えていく。
この理屈により、うまく売れる商品を見つけて販売していけば、
元手が無くてもインターネットを使った物販が始められる。
そして資金繰りに余裕が生まれる。
さらに副次的なメリットとして、カードのポイントが
どんどん溜まっていき、マイルに変換できるカードであれば
その溜まったマイルで海外旅行などにも行けるようになる。
売上がそこそこ立ってくれば仕入の1年分のポイントでも
海外旅行が行けてしまうくらいにはなる。
これはAmazonが2週間に1回、売上金を支払ってくれる
サイクルなので可能なことであり他のプラットフォームでも
売上がたってから売上回収のサイクルが短ければ可能となる。
元で無し、カードで仕入れて資金を作る。
その資金は使わないでさらにカードを使って仕入れて
次のカード支払い時に回す。
その繰り返しで資金が複利的に増えていくことになる。
投資としてみると考えられない利率の投資と考えることもできる。
なんとなく分かっているという人は多いが、この事実を理解し、
実践している人のみが受けている恩恵となる。
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