中国仕入れを行う上で代行会社を使うか、
中国人パートナーを探すかということが、
よく言われる。
中国人パートナーを見つけて外注として
雇う場合のメリットは代行会社と比較して
手数料などが安くなるという事が大半かと思う。
そして融通が利きやすいので代行会社では
対応してくれない事も出来ることなら
対応してくれたりする。
デメリットは教育に時間がかかる事だ。
自分が意図するような日本人にあった
クオリティーで1人前に仕事ができるように
育てなければならない。
またせっかく1人前になっても辞められてしまう
リスクもある。
そうなるとまた1から教育して育てて
いかなければならない。
代行会社であればそういった手間は一切かからず、
発注を依頼するだけの時間で済むことになる。
代行会社は会社として人を育て、人を抱えていて、
従業員に給料を払わなければならないので、
人件費などの経費がかかり、当然ながら
利益を出していかなければならない。
格安で働いてくれる現地中国人パートナーを
見つけて雇うより割高に感じるかもしれないが
圧倒的に受けるメリットの方が大きい。
必用経費と割り切り代行会社を利用していくことが
中国輸入ビジネスを大きくしていくには大切だ。
またパートナーであれば1対1であるのに対し、
代行会社は1対多数、つまり多くの日本人の
お客さんを抱えているので、その様々なお客さんと
やり取りしてきた上での経験がパートナーより
はるかに積みあがっている。
自分が主導してパートナーに指示を出していく
だけの関係とは違い、時には最新の情報を元に
アドバイスをしてくれたりすることもある。
雇用主と雇用者の関係ではなく、
よきビジネスパートナーとなり得る。
料金が適正でありかつ、
対応が早くてスムーズ、
納期までの時間が速い、
梱包の品質が高い、
こういった代行会社を探せれば
ビジネスの成長には貴重な存在となる。
従業員ではなくパートナーであるので対等な関係
であり、時には不満に思う事もあるかもしれないが、
いい代行会社を見つけたら、Win-Winの関係を保ちつつ、
大事に付き合っていきたい。