Amazonのセラー登録が済んだら
次に販売するための商品を探すことになるが、
その前に頭に入れておかないといけない事がある。
これを把握しておかないと、せっかく探すために
掛けた時間が無駄になってしまう。
それはAmazonで販売できないものが
何かということだ。
最初から全て覚えていられないので、
だいたい覚えておき、やっているうちに
自然と覚えていくようになる。
また随時参照できるように、
調べる方法を覚えておくとよい。
Amazonでは中古商品も販売しているが、
中国輸入は全て新品を輸入するので、
ここでは新品に限っての話をする。
輸入できないものは何か？
税関で止る可能性のあるもの
税関で止る場合は２種類あり、
中国から輸出時に止まる場合、
日本に輸入される時に止る場合がある。
http://www.customs.go.jp/mizugiwa/kinshi.htm
通常所持していても犯罪となるものは
もちろん仕入れはできない。
例を挙げるまでもなく、麻薬類、
銃器類、偽造紙幣などは輸入できない。
また特許権、商標権、意匠権などの
権利を侵害するもの、
風俗を害するものなどは輸入できない。
また規制があり輸入するには許可が必要な
ものもある。
例えば、口に触れる商品は食品衛生法の
許可を得なければならない。
また医療機器に関わるものも厚生労働省に
確認が必要となる場合がある。
飛行機に乗せられないもの
飛行機にのせられないものも
法律により決められている。
スプレー缶などの高圧ガス、
オイルライターの燃料などの
引火性液体
マッチなど可燃性物質
火薬類
毒物類
磁石
リチウムイオン電池
（取り扱い数による）
など基本的には危険なものは
禁止となっている。
日本の法律で許認可が必要なもの
家庭用コンセントに差し込むタイプの
電気製品などはPSEマークを取らなければ
販売することはできない。
口に触れるような食器、フルーツバスケット、
乳幼児のおもちゃなどは、食品衛生法の
認可を取らなければならない。
電波を発するもの、bluetoothを搭載している
商品や、無線機器などは技術適合の認証を
取らなければならない。
Amazonの規約上販売できないもの
たばこ、葉巻など、
Amazonが認めた以外のアダルト製品、
同人CD、同人誌
ペット
ちょっと抽象的だが
不快感を与えるものも販売禁止商品の
中に入っている。
その他にも細かく見るとまだまだ沢山ある。
特にタオバオなどで頻繁に目にする、
アニメのキャラクターが描かれた商品や、
有名ブランドの商品はもちろん、
iPhoneケースにリンゴのマークが入って
いても輸入はできない。
全部を税関で検査されるわけではないので、
知らずに輸入してしまう事も起こり得るが、
知らないでは済まされないので、
事前に一通り確認しておき、
怪しい商品は一切仕入れない様にする。
Amazonで販売が出来なくなるという
以前に、法律を犯していることにも
なりかねないので気を付けよう。
