今回は個人で出来る中国輸入物販のメリットは何でしょうか?
という内容でお伝えしたいと思います。
一番最初に伝えた方がいいなと思って取り上げたメリットは、
何と言っても 原価率が高い ということです。
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原価率が高いのがメリット?
低いほうがいいんじゃないの?
と思われた方は、正解です 笑
ですが、私の言う原価率とは通常用いられている
定義とは少し違うのです。
一般的に原価率といえば、
販売価格のうちの仕入費用の割合、
つまり販売価格に占める仕入費用になるのですが、
私がお伝えしているのは、
仕入費用に対する利益の割合になります。
わかりやすく言うと、
仕入れた費用がどれくらいの利益を生むのか、
利益 ÷ 仕入れ費用 x 100
という計算式になります。
と言ってもこの考えは、私が考案したのではなく、
他の物販をされている方が言われていた事なのですが、
物販をしていくにあたって、非常に役に立つ考えなので、
今後はこちらの定義でお伝えしていきますね。
この原価率で考えると何がいいのかというと、
いくら投資して、いくらリターンが帰って来たかという、
投資用語でいうところのROIが明確になるということなのです。
ROI = Retrun of Investment
直訳すると「投資のリターン」、
そのままですが (笑)
具体的に説明しますと、
ある商品を500円で仕入れて、2000円で売れて
1500円が利益になったとすると、
※Amazonなどの販売プラットフォームの手数料や
送料などは簡単に説明するために省略しています。
1500円 ÷ 500円 x 100 = 300%
つまり500円の資金を投入すると、投資した3倍の1500円が
リターンとして帰って来たという事になります。
ここで注意したいのは、500円が1500円になったのではなく、
仕入れの500円とは別に1500円が増えたという意味になります。
500円を元手に、1500円が生み出されたという事です。
では実際に中国輸出入物販はどうなの? というと、
中国輸入物販は、ずばり、原価率が高いのです。
原価率が高いということは、今まで説明したように、
投資した資金に対して増えるお金が大きい
というのが中国輸出入物販なのです。
言いかえると、
少ない資金で帰ってくるお金が大きい
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という事になるのです。
中国輸入物販に当てはめて、もう一度具体的に見てみると、
300円で商品を仕入れて、1000円で販売する場合、
利益は700円なので、700円 ÷ 300円で
原価率は230%となります。
仮に、価格競争が始まって売値を700円に下げたとしても
300円で仕入れた商品が700円で売れると、
400円の利益なので、
133%の原価率
ということになります。
銀行に預けていてもこのような原価率=利息は、
あり得ませんね。
300円を預けて400円も利息が付くなんて事は、
今の日本の金利だと数百年とかかってしまいますね。
少し販売価格を安く見ましたが、300円で仕入れた商品を
2000円で売る事も中国輸入では可能ですし、
1000円で仕入れて3000円以上で売る事も普通にあります。
この場合でも、Amazonなどの手数料を引いたとしても、
原価率は130%くらいになります。
つまり原価の1.3倍の1300円が元手とは別に増える事になります。
原価率は高いほど、資金が雪だるま式に増えていきます。
逆に原価率が低いと資金繰りが大変になります。
売れてもリターンが少なく、売れない在庫が増えてくると、
利益でまかなえず、資金がショートしやすくなるのです。
他にも色々な仕入価格と販売価格での
組合せのパターンはありますが、
いずれにしても、物販を実践していく中で、
商品をリサーチして仕入れ候補となった商品が
見つかった場合は、この原価率を常に考えてください。
仕入れ費用に対して、どのくらいのリターンが得られるのか。
常に自分で基準を決めておいて、その値を切ったら
仕入れないというようにしておくといいと思います。
基準が分からない場合は30%を目安にするといいです。
これを切るようだと、
相当な数を売って回していける商品でない限り
辞めておいたほうがいいということになります。
ぜひ今後物販を行う上で、参考にしてみてください。