少し前ですが2016年の米国Amazonの売上高は903億ドルと
発表されました。日本は108億ドル。
1ドル=110円で換算すると、米国Amazonが9兆9330億円、
日本Amazonは1兆1880億円で米国Amazonは日本の約8.3倍になります。
しかも2015年よりも、どちらも約30%も成長しました。
Amazonの勢いは止まりませんね。
日本でもAmazonで商品を売ることは簡単ですが、もちろんリサーチ
などをしっかり出来ての前提ですが、上の数字を見て分かるように、
米国Amazonで売る事はそれ以上に簡単です。
8.3倍という数字だけみてもピンとこないかもしれないですが、
9兆9330億円という数字を見ると想像が付かないくらい途方もない
巨大な市場である事が分かりますね。
ネット通販市場全体ではなく米国Amazonだけでこの数字です。
こんな大きな市場で、しかもAmazonというプラットフォームで
販売する最大の利点の一つは販売者自身で集客をする必要が
無くてもある程度は売れるという事です。
もちろんそんな中でも集客をするための技が使えればもっと
売れるのですが、そこそこ、月商数百万円程度でしたら
集客のスキルを知らなくても売上を上げる事が可能なのが
Amazonです。
そし米国Amazonでこれだけの市場なので、一つ売れる商品が
見つかれば爆発力は日本の比ではありません。
近所に買い物に行くにも車で何十分も走らないとたどり着かない
ような国ですので、通販が発達するのも想像に難しくありませんね。
日用品、アパレル、雑貨、アウトドア用品、工具、スマホ関連、
コスプレの衣装などなど、まさに世界の工場中国で生産している
物ばかりが、Amazonでは飛ぶように売れていきます。
中国仕入、アメリカAmazon販売は非常に相性がいいのです。
そんな美味しすぎる市場なのですが、実は日本人はまだ殆ど
参入してきていません。
日本人の多くの方が得意ではない英語が障壁になっているのか、
それとも単純に中国で仕入れた商品をアメリカAmazonで販売する
方法を知らないだけなのかは分かりませんが。
日本AmazonとアメリカAmazonはアカウントを別々に作れるので、
万が一、片方のアカウントが止まっても片方が生き残れるので、
リスクヘッジにもなります。
日本で売れている商品を持っているのなら、アメリカに出せば、
高い確率で売れます。
単純に送り先を日本ではなく、アメリカにするだけです。
中国から直接日本AmazonのFBAに入れているのであれば、
それをアメリカAmazonのFBAに入れるだけ、
代行会社に今回は日本、今回はアメリカと指示するだけですので、
こんな簡単に販路が増やせて、しかも売上は2カ国なので2倍ではなく、
単純に市場規模で言えば9倍になるわけです。
一部の代行会社が中国から米国AmazonのFBAに直送するサービスを
おこなっていますので、手元に商品が来ないで日本の頭上を飛び越えて
米国に納品されていきます。
中国輸入物販をこれからという方はまずは日本で慣れた方がいい
ですが、経験者であればスムーズに進むかと思います。
最近は米国Amazonのセラーセントラルも日本語表示になり、
カスタマーサポ-トも日本人が電話に出て、日本語のメールで
やり取り出来るようになりました。
敷居はどんどん下がっています。