Amazonのビジネスレポートをチェックしていると
たまに不可解な事がある。
セッションが0なのに商品が売れている事が
あるのだ。
ちなみにセッションとはこちらで説明している。
Amazonでセッションを上げるには?
これを素直に受け止めると、誰も商品ページ
に訪れていないのに、商品が購入された
ということだ。
アマゾンは商品の一覧が表示されているページから
カートに入れて購入する事はできず、
必ず商品詳細ページに訪れてから、カートに入れて
購入する仕組みになっている。
商品詳細ページに訪れるとセッションは
一つ増加するはずだ。
ところがセッションは0なのに商品が売れる。
アマゾン内に幽霊がいるのだろうか。
こういった特殊な場合を除いたとして、
セッションが少ないのに沢山商品が売れるのは
いいことなのだろうか。
答えはノーである。
なぜかというと、例えばセッションが10で
5個売れた場合、
セッションが100で5個売れた場合、
もちろんセッションが10で5個売れた商品の
方がより売れる商品ということになる。
しかしセッションが10しかないのに5個も売れた
セッション率50%だなどと喜んではいけないのだ。
通常セッション率は1%あれば、よしとする値なのに
50%は凄い商品だ、とはならないのである。
それならセッションを100に上げれば単純計算では
50個売れる事になる。
なのでセッションを100まで上げる努力をしなければ
いけない。
1000まで上げれば500個売れる事になる。
要するに販売機会損失が大きい状態にある商品と
いう事になる。
もったい無いことをしていると考えなくてはならない。
50%とはいかなくても、10%以上あるような商品が
あったらセッションを上げる努力をしよう。
画像を魅力的にする、キーワードを追加する、広告を打つ、
プロモーションをする、価格を調整する、
などしてセッションを上げる努力をしよう。
コメントフォーム