Google検索エンジンなら聞いたことがあるという人でも、
Amazon検索エンジンのA9自体を聞いたことがない人はAmazonで
販売をしているセラーですら多いかと思います。
普段は表に出てこないので無理もありませんね。
Amazon検索エンジンA9が重視すること
Amazon検索エンジンA9の使命は、検索しているユーザーが
最も購入する可能性の高い商品を最も上位に表示する事です。
いいかえると検索結果に表示された商品を、検索したお客様に
購入してもらう事にあります。
そのため、検索しているキーワードに最もマッチした商品を
ただ単に表示するのであれば、キーワードに一致するように作られた
商品ページが上位表示されるということになりますが、
それだけではなく、購入されるであろう商品というのが重要に
なります。
購入されるであろう商品というのをアルゴリズムで判断するには
簡単な判断方法として、そのキーワードに関連する商品ページ
かつ過去に売れた件数が多い商品であれば、新規に検索している
ユーザーも購入する可能性が高いと判断できます。
過去に売れた件数が多い商品というところがポイントとなり、
過去と言っても極端な例で言えば、1年前にランキング1位で
かなりの数が売れたという商品があり、
しかし直近では全く売れなくなっている商品よりは、
直近で1位ではないけどそこそこ売れている商品の方が、
今検索しているユーザーにとっては、過去の1位の商品より、
直近でそこそこ売れている商品の方が購入する確率が高い
と判断されます。
また売れているかどうかの判断は金額ではなく件数になります。
1万円の商品が1個売れているのと、1000円の商品が5個売れている
場合を考えると、今検索しているお客さんの前に表示した時に、
買って貰える確率が高いのは5個売れた商品であり、合計金額が
高い1万円の商品の方では無いことは想像が付くかと思います。
その他の判断条件として、レビューが悪い商品と良い商品を
表示した場合、より購入して貰える確率が高いのはレビューが
良い商品なので、レビューが良い商品を上位に表示します。
ここで売れている件数が少ないけどレビューの評価が良い商品と
売れている件数が多いけどレビューの評価が悪い商品があった
場合は必ずしもレビューが良い商品が上位になるとは限りません。
売れている件数とレビューのポイントをトータルに判断して
より売れるであろう商品を上位表示するようです。
これらの事実から上位表示されるためにやるべき事
今まで述べてきたことから実際に行なうべき作業に落とし込むと、
直近で売れる件数を増やすことになります。
最初に売り始めた頃は価格を落としてでも売上件数を増やすのが、
早く売上を立ち上げるコツになります。
また悪い評価が付かないようにするには商品自体の品質を確保する
のははもちろん、ページ内に書かれている事と商品に違いが
無いようにするなどに努めなければなりません。
そして数を売り評価が溜まってきて上位表示されたら、継続的に
売れるようにしていく事が上位をキープするには重要となります。
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