いい土地はすぐになくなるという事実 - 鎌倉の海辺でのんびりライフ

いい土地はすぐになくなるという事実


ShonanTochi

埼玉からサーフィンに行くのは8割千葉、2割湘南。

湘南でサーフィンができる位の波が立つ日は案外少ない。

千葉は広い海岸線を探せばサーフィンできない日の方が少ない。

だがその頃は湘南に通っていた。

なぜなら物件を探していたのだ。

 

 

海の近くでいい物件はないか。

しかも戸建てが希望なので土地を探していた。

建売ではだめ。

ある事情があって自分たちで間取りを決めて建てなくてはならない。

 

 

その日も週の半ばに電話があった。

「いい物件が見つかりましたよ。見に来ますか?」

週末の予定と波の予想を確かめて、

「では土曜の午後に伺います。」

不動産屋の営業マンと約束をした。

 

 

午前中はサーフィンを楽しみ、午後に約束の不動産会社へ。

少し年式は古いが営業マン所有のメルセデスのEクラスの後部座席に座らされ、

湘南の街をドライブ。というか物件案内。

 

 

10分も走らないうちに最初の物件に到着。

「ここは学区がいいんですよね。お子さんがいるなら最高の環境ですよ。」

希望の土地の感じとは少し違うが、まあ許容範囲かな。

でも海まで遠い。 といっても自転車で10分くらいか。

当時住んでいた埼玉からだと車で2時間弱なので遥かに近いが。

でも高い買い物をするわけだ。妥協する訳にはいかない。

 

 

次の物件へ。

「ここは今建っている建物を取り壊す予定なので何戸かの区画ができあがります。」

といって今は大きな屋敷のような住宅が建っている前で説明された。

ここも海まで歩くのはつらいな。自転車で15分位かかるかな。

「もう少し海に近い所はないんですか?」

「分かりました。では次の土地に行きましょう。」

今度は海から歩いて5分くらいか。

公園も近くにあり静かなところだ。

ーん、どうしようかな。

とりあえず、検討しますと伝え、 その日は引き上げることにした。

 

 

2,3日後に電話があり、どうですか検討されましたか?

と 聞かれ、実は最後にご案内した物件は予約が入ってしまいました。

とのこと。やはりいい場所はすぐに決まるのか。

 

 

1月半位経ったある日のこと、突然電話が鳴り、

「いい物件が見つかりました! こんな物件は2度と出ませんよ!!」

営業トークかなとも思いつつ、週末に下見の約束をした。

 

 

藤沢駅近くからその場所まで行くのに、地元の人しか知らないような裏道を通り、

渋滞を避け、ようやくたどり着いたその場所は、

ベンツから降りて、案内されたその場所は、

まだ駐車場のままの、ちょっと向こうを見ると すぐそこが駅、

コンビニもすぐそこ、反対側はついさっき走って来た海沿いの道から僅か数十メートルの場所。

駅近、海近、コンビニ近、そこはサザンの音楽が聞こえてきそうで、少しローカルな雰囲気の場所。

 

 

「こことここはもう既に決まっています。残りはここだけなんです。

でもここも今日にでも決まってしまいますよ。 決めるなら今しかないですよ。」

殆ど自分の心の中では決定していた。

営業トークかもしれないが、本当にこんないい場所はそうそう出るもんじゃない。

「妻にも見せてから決めたいのでお昼過ぎまで待てますか?」

と埼玉で留守番していた妻を呼び寄せ、2時間かかる道中を電車で来てもらうことに。

その間に藤沢の不動産屋の駐車場に止めていた自分の車に乗り換えて、妻が来るまで現地近くで待機。

 

 

お昼頃に予定通り妻が現れ、その場所に案内し、 少し周りを散歩して、

妻もここならいいんじゃないの、と即同意。

営業マンに早速電話して決めました!!と回答。

 

鎌倉移住、全てがここから始まった。


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管理人プロフィール
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管理人:ハリー

2008年 欧米輸入物販を始める
2012年 中国輸入を開始
2015年 会社を辞めて独立。国内転売をスタート
中国仕入米国Amazon販売スタート
2016年 実績が認められ中国仕入米国販売の講師になる
2017年 中国輸入の代行会社運営開始

国内転売は仕入から発送までアルバイトを雇い仕組み化して今はほぼ何もしないで収益化に成功。
様々な物販を現役で実践するプレイヤーでもありながら
講師として、中国輸出入を教える傍ら、代行会社も運営しつつ、鎌倉の海辺で妻と子供2人でのんびりと暮らしている。

実績
輸出、中国輸入、国内販売で月商550万達成!
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