マネを制する者はマネーを生する
ちょっとだじゃれっぽいが、これは真実です。
私たちのような小資本の個人事業主や零細企業にとって
他者の真似をすることから始めるのが一番効率がよくなります。
Contents
すでに売上を上げている人をモデルとして真似てみる。
結果が出ている人を真似るので、
その人を超えるとまではいかないにしても
ある程度の結果は出せます。
一番のメリットは試行錯誤に掛ける時間を節約できる
という点です。
あらゆるビジネスに当てはまりますが、
インターネット物販に絞って話すと
現在はツールなどを使って、
いろいろな情報を得ることが可能となっているので、
他の販売者がどんな商品をどれくらい売っているのかを
おおよそは推測できます。
実績が出ている販売者の扱っている商品を真似する。
これが最短で成果を挙げる方法です。
結果が出せる人は、この真似することが
とても上手い人が多いです。
変なプライドを持って自分は自分の力で
オリジナリティーを出すんだと、
力んでみても、なんの結果も出ていない状況の自分の考えで
進んでも非常に遠回りとなる可能性の方が大きいのです。
コンサルやコミュニティーなどに参加して、
師匠から指導を受ける場合でも
やはり最初は言われたことを愚直にやる、
つまり真似をする事ができる人が成果を出しやすいのです。
自分なりにアレンジしてしまって、ブレてしまうと
成果が出なくなってしまうことが多いのです。
実績が出せたらオリジナリティーを加えてみる
ひたすら真似をして成果がでたら、
オリジナリティーと言う事を考えてみる。
ある程度の時間を掛けて真似をしたら、だいたいの売れる商品の
傾向などの勘が付いてくるようになります。
いわゆる目利きができてくるようになります。
そこまでの域に辿り着いたら、売れている商品をずらしてみる。
その商品を改良する余地はないか、
お客さんの不満などからアイデアを吸収し、
不満を解決する商品を探す。
またはOEMで制作する。
元々の商品を少し変えただけで、
それは立派なあなたのオリジナル商品となります。
あの世界的な日本の企業も真似ています。
日本の企業である、あの世界的企業も真似しています。
例えばトヨタ自動車はライバルの会社が
売っている車が販売好調と分かると、
同様のカテゴリーのデザインも似た車を
販売してくることがあります。
同じようなカテゴリー、例えばミニバンとして、
似たデザインで内装や装備を少し良くし、
価格も少し安くする。
そうしたら多くの人が安くていい方を買うでしょう。
車だけでなく、電気製品でも日用品でも、多くの会社は
全てオリジナリティー溢れた商品をいつも開発して
販売しているのではないのです。
そんなことをしていたら莫大な時間と費用が掛かってしまいます。
真似が出来ない場合
しかしいくら真似しようといっても、
著作権、意匠権、商標、特許などで守られている場合は
真似はできません。
これらの権利は真似を防ぐために法律で守ることを
目的としているからです。
マネを制するものはマネーを生ずる
とは核心を得ているかと思います。
ぜひへんなプライドなど捨ててマネをしてみましょう。
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