インターネット物販を実践する場合、
PCはできるだけ性能がよいものを
選んだ方が良い。
家電量販店などで店員さんに
何を選んだらよいか相談すると
大抵聞かれる事がある。
どのような事に使う予定ですか?と。
インターネットを見てメールをして、
あとはエクセルとかワードを使う
くらいです。と答える人が多いだろうが、
確かにネット通販を行うにあたり、
PCで行う事は、ほぼインターネット
とオフィス系のソフトと、メール
で足りてしまうが、
そのように答えた場合、大抵の店員さんは
それなら、そんなに処理速度の速くない
PCで十分ですねと答えるだろう。
しかしそこで注意しなければ
ならないことがある。
最近のブラウザはタブを無制限に開くことが
できる。
リサーチをしながら商品ページのタブを
一度に沢山開き、他の情報を見るために
タブを新たに開き、
ネットショップの管理画面も別のタブで
開いたりと、ブラウザ上でタブをものすごく
開くことになるかと思う。
また外注さんなどとやり取りする時に
チャットやスカイプなどを通して
やり取りすることも多い。
そうなるとかなりメモリを消費することになる。
CPUの性能が低いものや、性能が高いものでも
搭載しているメモリの容量がが少ないと
動きが遅くなったり、処理が止まってしまい、
何も操作ができなくなる事が頻繁に起きたりする。
なのでCPUの性能はできるだけ早く処理をしてくれて、
メモリの容量はできる限り多い方がよい。
この2つだけは最低限、PCを選ぶ際には必要となる。
CPUがハイスペックのものでもメモリが少ないと
せっかくの高速処理の性能を発揮できずに
遅くなってしまう。
このような状態では待ち時間が長くなって
時間がかかるというのもあるが、
処理が止まる度に集中力が切れ、
仕事の効率が待ち時間以上に悪くなる。
またストレスも溜まり、精神的にもよくない。
メモリの容量を変えるだけでかなり速度が変わる。
既に持っているのなら、今使っているPCがどれくらい
なのかを確認してみよう。最低16ギガバイトは
必用かと思う。
ハードディスクの容量もあまりに小さくなく、
できればSSDと呼ばれるタイプのものがよい。
SSDは電源を入れてPCが立ち上がって使用可能な
状態になるまでの速度がかなり速い。
ハードディスクは電源を入れてからPCが使用可能な
状態になるまでに何分も掛かるようなPCもある。
特に使っていくうちにハードディスクの状態によって、
かなり遅くなったりする。
ハードディスクでも毎回終了時に電源を落とさずに
スリープにしておけば、次回の立ち上げが
かなり早くなるので、外に持ち運ぶ機会が多くなければ
必ずしもSSDは必須ではない。
そしてディスプレイは最低でもデュアルにすると
飛躍的に効率が高まる。
ノートパソコンでも、外部のディスプレイに接続
できるように、D-SUBやHDMI、DVIなどの出力ポートが
備え付けられているものが多い。
またUSBに接続してディスプレイ側のD-SUB、HDMI、DVI
などに変換できる周辺機器も売られている。
これらに接続すれば簡単にデュアルにする事ができる。
効率化という意味では違うが、
マウスもトラッキングボールマウスを使用すれば
手首を痛める事も緩和される。
マウスを動かして操作するのではなく、
マウスは固定しておいて、ボールを親指で操作する
ので手首に負担が掛からない。
PCは消費財ではなく、投資と捉えなくてはならない。
この仕事をしていく上で一番と言っていいほど
大切な道具となる。
投資した分以上に確実に帰ってくるので、
今使用しているPCが高性能のものでなければ、
早めに買い替えておこう。
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