最近よく聞く在宅ワークというものに対して
内職というのは昔からよく聞く言葉だ。
内職というと、支給された材料となる物を
与えられた工具などで手作業で加工して
何かの製品や半製品を作る作業を
ひたすら行うというのが思い浮かぶ。
一つ加工するのに数円から数十円といった単価で
1日に何百個、何千個といった加工を繰り返す。
基本的にはそのイメージで間違ってはいない。
法律でも内職に対して決まりがあるくらいだ。
完全なる労働報酬型の仕事になり、慣れてくれば
始めた頃よりは熟練して1時間あたりにこなせる数も
増えてくるが、やがて頭打ちにはなるので、
時間に対しての上限は決まってしまう。
それに対して在宅ワークとは内職も在宅で行うものが
多いので在宅ワークの一部として捉えても意味としては
間違ってはいないが、通常は在宅ワークというと、
手作業で物を加工するような仕事のみではなく、
デザイン、プログラミング、ホームページ制作など
クリエイティブ的な仕事から作業的な仕事まで
様々なものがある。
また在宅ワークや内職は誰かが持っている仕事を
請け負って雇われるという意味合いが強い。
インターネットビジネスを自分でおこなう事も
一種の在宅ワークとなるが、これは雇われるというより、
名前の通りビジネスであり、自分が小規模ながらも
事業主、ビジネスオーナーとなり、自分が自分を
雇うといった形になる。
言われたことをこなせば賃金が銀行に振り込まれると
いうことは決してない。
その代わり実力がついてくれば収入は内職の比では
なくなる。
本業を遥かに超えて独立してしまった人も少なからず
存在する。
言葉は悪いが雇われる事しか頭に無い人が世の中には
大勢存在するので、またインターネットビジネスと
聞くと胡散臭い、怪しいなどと疑う人もいるので、
内職と同じ程度の時間と労力で大きく収入を得られる
チャンスがありながら、あえてそのようなビジネスに
挑戦しなくても、ささやかな収入で満足しているのであろう。
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