束の間の週末を終え日曜の夜。
明日から1週間がまた始まる!
会社だ!仕事だ!嬉しいな。
仕事ができるぞ!
そんな風に思って日曜の夜を
過ごしている日本人はどれくらい
いるのだろうか。
むしろ会社を辞めたいと思いながら
月曜を迎え、なんとか仕事を
こなして週末を迎え、また月曜。
そんな繰り返しの人生になって
いないだろうか?
充実した人生を送れているだろうか。
会社を辞めたいけど辞められない。
会社を辞めたらどうやって生活して
いけばいいんだ。
殆ど全てのサラリーマンはそうであろう。
何も考えずに高校を卒業して、
または大学を出て会社に入る。
ごく普通の人が志もなく高校、大学時代を
過ごせば行き着く先はどこかの会社。
そして会社に給料を貰っていかなければ
生活が成り立たなくなる。
社会の仕組みに取り込まれることになる。
社会とは人間が集まって生活を営む集団。
国単位で世界が成り立っている以上、
自国が繁栄していかなければならない。
そのためには経済が発展しなければならない。
9年の義務教育とさらに高校、大学まで進学する
割合が高い日本では、世界から見れば平均以上の
教育された人材が揃うことになる。
そういった人達が会社に入り、企業戦士として
小さな会社から大きな会社まで支えている。
そうして国の経済が発展していく。
気付いたら定年になって人生はほぼ終わりに近い。
立派に国の発展のために尽くした人生。
それは人として社会に貢献し、素晴らしい人生で
はある。
1人1人の力は小さくても、何十、何百、何千、何万と
いう人が集まり組織となった企業が社会に貢献している。
会社を辞めたいと思いつつ、社会の一員として
日々をおくっている。
心の声に逆らいつつ日々を送る。
それが当たり前、常識として幼少から青年になるまで
忍耐強くなることを教育されたわれわれ日本人。
辞めたいと思いつつ意外に楽だなとぬるま湯に
浸かっているのかもしれないが。
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