電脳せどりとは、電脳=インターネット上で
せどりが出来る商品を探すことをいう。
せどりは元々は本のせどりから始まったとされるが、
ブックオフなどで安く仕入れた中古本をAmazonなどで
利益の出る価格で販売する転売のことだ。
のちにゲームや家電商品、日用品、食品など、あらゆる
商品を一般の家電量販店やスーパー、ディスカウントストア
などの実店舗で仕入れて、Amazonなどで販売する転売セラー
が現れるようになった。
これらの店舗に出向いて仕入を行なって転売を行なう
せどりに対して、インターネット上で仕入れて転売を
行う事を電脳せどりと呼んでいる。
実店舗での仕入は実際にお店に足を運び、
お店でスマートフォンなどを使って販売する先のAmazonと
仕入先の店舗の価格差があるかをその場で調べ、
利益が取れるようであれば仕入れるという、
足を使い現場でリサーチを行なうという、時間と労力を
掛けた仕入手法となる。
一方の電脳せどりは、自宅やカフェなどでパソコンを使い、
インターネットショップで安く売られている商品を探し、
仕入れる手法なので、移動や店舗でのリサーチという
時間や労力が減り、より効率的な仕入が可能となる。
おなじせどりではあるが、店舗せどりが得意な人もいれば
電脳せどりが得意な人、両方得意な人もいる。
店舗せどりは体を使って仕入をおこない、スマフォを操作
してバーコードをカメラやスキャナで読み取って行くので
慣れてしまえばリサーチそのものは苦ではなく、
むしろ楽しくなってくる性質がある。
電脳せどりはずっとパソコンの前に座ってリサーチをするので
指先しか動かさなくてすみ、体は楽なのだが、じっとしている
ための忍耐力が必要となる。
どちらも一長一短はあるが、店舗せどりは確実に労働報酬型の
ビジネスとなるので限界がある。
いかに長時間お店に行けるかが売上を左右することになる。
電脳せどりは同じショップから何度も仕入れられたり、
あるお店で見つかった商品が他のショップでも売っているかを
パソコン上で一瞬で探せるので、ツールなどを併用すると
仕入れられる商品が労働時間に比例しないで大きく出来る
メリットがある。
電脳せどりと店舗せどり、いわゆる転売ではあるが、
物販の基本が詰まっているので、インターネット系の
ビジネスを始める入り口としては最適かと思う。
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